防音性の高い物件の見分け方◎

2024.7.30

賃貸物件で生活する上で「音」への心配は尽きないものですよね・・・

騒音で悩まれた経験がある方もいらっしゃるかと思います。

物件の防音性の高さは、日々の快適な暮らしに繋がる大きなポイントです◎

そこで今回は、お部屋探しの際に役立つ「防音性の高い物件の見分け方」をご紹介いたします!

 

防音性が高い物件の特徴

防音性の高い物件は、建物の構造や窓、壁や床に特徴があります。

詳しく見ていきましょう!

 

◆鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造は、コンクリートに強度がある鉄筋を埋め込んでつくられた建物のことです。

コンクリートは気密性が高く、外からの騒音も軽減することができます。

一方、木造はコンクリートに比べて気密性・防音性が低いため音漏れしやすく、

生活音について配慮して過ごす必要があります。

建物構造について詳しくご紹介しています⇒ 賃貸物件の構造をチェックしよう!

 

◆二重サッシ

防音性の高い構造のマンション・アパートでも、窓が薄いと防音性が低くなってしまいます。

より高い防音性を求めるなら、二重サッシの物件がおすすめです◎

 

◆壁や床の厚み

壁や床が厚いと、音が伝わるのを防いでくれて、上下階や左右の部屋の音も遮断されやすいです。

木造や軽量鉄骨造などの建物でも、壁や床に防音性の高い素材を使用している物件もありますので、

気になる場合は不動産会社に相談してみましょう!

 

◆部屋の位置

・角部屋

隣接する部屋が左右どちらか一つになるため、隣の部屋からの音を軽減できます。

玄関の前を他の人が通行しないため、通路の音が気になりにくい位置です。

 

・最上階

上階からの音を軽減でき、高層階だと車の走行音なども届きにくい傾向にあります。

 

・1階

自分や家族から出る生活音、特に足音が気になる方は1階がおすすめです◎

小さなお子様がいる世帯などでは、あえて1階を選ぶケースも多いです。

 


内見時に確認したいポイント

内見は、防音性を自分で確認できる唯一のチャンスです!

 

壁をコンコンと叩いてみる

軽い音がする場合は、音を通しやすい可能性が高いです。

外からの音は、窓を開けた状態と締め切った状態で聞こえ方を比べてみましょう。

※この方法は、隣に住んでいる人への迷惑になる恐れもあるため、

不動産会社の担当者に確認を取って行うようにしましょう。

 

・隣接する部屋の間取りを確認する

隣部屋と接している部分が収納スペースや水回りになっている間取りだと、

お互いに音が伝わりにくいというメリットがあります!

 

その他にも、わからないことや心配なことは不動産会社に質問してみましょう。

過去に騒音トラブルがあったかどうかや、前の住人が退去した理由を確認してみるのも一つの手段です◎

 

入居後にできる防音対策

防音性が高い物件を選びたいと考えていても、希望通りの物件に住めるとは限らないですよね。

既に賃貸物件の騒音問題で悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、住んでいる部屋の防音性を高める工夫をしてみましょう!

 

例えば、

・防音カーテンをつける

・床に防音マット、カーペット、ラグなどを敷く

・家具の配置を工夫する

 

音のトラブルを完全に避けて生活することは難しいですが、

上記のような工夫で音のトラブルを軽減できることがあります◎

自分の家から出る生活音が心配な場合も、参考にしてみてください。

 

まとめ

お部屋探しでは、賃料や築年数などに目がいきがちですが、

防音性を重視するのであれば、建物の構造もチェックしておきましょう!

その他の条件や優先順位を決めておくと、物件探しがスムーズに進みます!

 

また音の感じ方は人それぞれなので、自分では音に配慮して生活していても、

他の人にはうるさいと感じられてしまう可能性もあります。

音の問題は難しいものですが、快適に暮らすためにも、お互いに気を付けることが大切です◎

 

お引っ越しを検討中の方やお部屋探しでお困りの方は、ぜひ不動産カエルまでご相談ください!

 

 

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