不動産カエル、安全のために歩道を作るも、造りが悪くて歩いていただけない
2025.3.14
こんにちは、森田です。
久しぶりの更新になってしまいました。
最初は「書くことがいっぱいある」と思っていたのですが、実は「意外とない」ことがわかりました。
仕事の事では【お客様が抱えてきた問題をいろいろ解決】していて変化に富んでいるのですが、【カエルの日常】となるとあまり変わらない日々なのかも知れません。
と、思っていたそばから、なんとなくこれから書きたいことが浮かんできました。
結構あるかもしれないです!
『どっちなんだよ』と言われてしまいますね、大変に申し訳ございません。
さてさて、それについては今回のコラムの文末で書くとして、今日は【不動産カエルの歩道】に関してお話ししたいと思います。
不動産カエルは角地にありまして、目の前の川口市役所通りとは違う、もう一本の道路に面しています。
この道路はそれなりに車両が通るのですが、歩道がないのでかなり危ないです。
【当社の来客者様駐車場から、店舗入り口まで道路を通ってからお店に入ってもらう】のも、安全上も当然ことながら、なんというか、そのスマートな接客、おもてなしの接客から遠く離れてしまいます。
そこで不動産カエルは、そこに歩道を作る事にしました!
そして完成しました!
水の流れる綺麗な歩道が!
夜はライトアップされて幻想的な雰囲気を醸し出しております。
カエルが住んでいそうです(住んでいません)
総工費〇〇〇万円!
駐車場から店内への導線なので、おもてなしになるよう、楽しんでいただけるよう張り切って作りました!
さらに、安全上の問題から次の写真の通り誰でも使うことができます。
ここ5年で人身事故も発生したことがある危険な道路なので、ぜひ使ってください。
ところが・・・、
誰も通っていただけない・・・。
なんならお客様すら道路を通ってご来店される。
理由としては、【自転車と歩行者の出会い頭事故を防ぐために、自転車が入れないよう段差を作った】せいだと思います。【ただの段差ではお客様が飽きてしまうから、水の流れる設備を作ろう】と対策をしたつもりではありましたが、この、段差の少しの運動要素が、現代人には必要とされないことを森田は見誤ってしまいました。
『店舗の敷地だからみんな遠慮しているのでは?』
と思う方もいらっしゃると思いますが、そうではないのです。
なぜなら、みなさんここは通るのです。
角を律儀に曲がる人を、2012年にここに移転してから【一人も見たことが無い】ぐらいです。
仮に正三角形として1:1:√2の理論で行くと、角を曲がる1+1歩くところを、斜めだと1.41.421356歩くだけで済むわけですね。簡単に計算すると、斜めに行くと角を曲がるよりも約30%も歩数と時間を得します。
みなさん危険よりもなるべく動きたくない、というよりは時間を惜しむのだと思われます。
みなさん忙しい!
結局、歩道を通ってくださるのは、【一部の小学生さん】と【お散歩中のごく一部の高齢者さん】だけとなりました。
まだまだ通るための仕掛け、いわゆるナッジと呼ばれるものが足りないのでしょうか!
そう思ってメダカ放流、水遊び禁止しない、ごみ箱設置などを試みたことがあるのですが、これはこれで【歩道】にならず、遊び場になってしまったり、不法投棄されたりとうまく行きませんでした。
もし、みなさまの中で「仕掛けについては自信あるよ」という方や「やってみたい事ある!」というお子さんに良い案がございましたら、当ホームページのお問い合わせフォームから代表の森田を名指しでぜひご意見をくださいませ!
さてさて、次回は、「社内のデスクは背中合わせ」についての結果、メリット・デメリットなどです。
会社で管理者をやっている方には、役立つと思います!
こうやって最後に、まるで「次の宿題を決めるようにしたら、このカエルの日常コラムも続く」と気づきました。
冒頭では書くことがないと言っていながら、人間はあっという間に進歩するんですね。
その次は、最近よく知られてきた「心理的安全性」について、不動産カエルなりのやり方をご紹介したいと思います。
そうやって、不動産カエルの日常の事で気づきがあって、かつ皆様のお役に立ちそうなことがあれば、お伝えしていきたいと思います。