火災に備える~所有物件の消化器点検~

2024.11.25

冬になると、暖をとるために暖房機器を利用したり、食卓でカセットコンロを利用したりと、

火災原因となる物の利用頻度が増えますよね。

そして、冬は空気が乾燥しているため、火災が増える上に被害も大きくなりやすいです。

 

火災を防ぐために用心することが一番の対策ですが、「消化器」などを備えることも安心に繋がります。

そこで今回は、オーナー様に向けた「集合住宅の消火器」についてのお話です。ぜひご覧ください!

 

集合住宅の消火器について

賃貸アパートやマンションを所有されているオーナー様には、

共同住宅内に設置の「消火器」について、エリアを管轄する消防長または消防署長に対し、

3年に一度、点検結果の報告が必要であることをご存じでしょうか。

 

消防法に基づいて、アパートやマンションなどの共同住宅は、

延床面積が150㎡以上の建物に、決められた本数以上の消火器設置が義務付けられています!

 

新規格の消火器を設置しましょう

2011年の規格改正によって、既に型式が失効している消火器を設置できるのは2021年12月31日までとなっています。

2011年1月1日以前に製造された旧規格の消火器は、2022年以降に使用することは禁止とされているため、

型式が失効した消化器は新しい消火器への交換が必要になっています。

 

そのため、旧規格の消火器は設置されていても、法令上「消火器を設置している」とは認められません。

「消防法を満たしていない物件」と見做されてしまいますので、注意が必要です。

 

消化器の耐用年数

実は「消火器を設置すればいい」というだけではありません・・・

消火器には使用期限がございます!

 

■住宅用消火器の使用期限は約5年

■業務用消火器の使用期限は約10年

 

入居者様の安全のためにも、耐用年数を点検しておくと安心ですね◎

 

どこで交換できるのか?

ホームセンターによっては新しい消火器を1本購入するのと当時に、

古い消化器1本を引き取ってくれることがあります。

 

いざという時に設置されている消火器が使用出来ない場合に義務違反のリスクが発生する事を考えて、

このタイミングで消火器の調査・交換をご検討してみるのは如何でしょうか。

 

まとめ

不動産カエルでは、ご依頼頂いた物件の消火器規格の調査から旧規格品の回収・処分、

新規格品の設置までお電話一本でご対応させて頂きます◎

 

もちろん、管理外物件でも対応可能です!
複数本の持ち運びや設置は中々手間が必要な力仕事になってしまいますので、

気になる物件がございましたら、お気軽に当社までご相談くださいませ。

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