入居1年未満の解約は違約金が発生する!?
2024.10.21
転勤や突然の引越しで、賃貸物件を短期間で退去する場合「短期解約違約金」が発生する可能性があります。
契約時に確認してきたいポイントですが、請求されてから慌てるケースも少なくありません。
そこで、短期解約違約金についてご説明いたします!
短期ってどのくらい?
「短期解約違約金」については、設定されている期間と違約金は契約によって異なります。
例えば・・・
■1年未満で退去した場合で家賃2カ月分の違約金が発生する
■1年~2年未満で退去した場合で家賃1カ月分の違約金が発生する
上記のように、違約金は賃料の1~2カ月程度が相場となります。
契約時に要確認!
短期解約違約金は、初期費用が抑えられる物件に設定されていることが多く、
はじめの契約時に説明を受けるのが一般的ですので、しっかりと確認しておきましょう◎
■敷金0円
■礼金0円
■フリーレント(賃料の無料期間がある)
このような物件は短期解約違約金を設定していることが多い傾向にあります。
お客様にとっては初期費用が抑えられるのは嬉しいポイントですが、
大家さんは、仮にフリーレント付きの物件を契約した後、数ヶ月で退去されてしまうと、
「せっかく契約したのに、清掃代はまたかかるし・・・」と困ってしまいます。
そこで、短期解約違約金の登場です!
大家さんは長く住んでくれることを望んでいるので、大家さんだけが不利にならないように、
短期解約違約金が設定されていることが多いです。
避けた方がいいケース
「2年以上は絶対に引越ししない」という方にとっては、短期解約違約金が付いていても、
初期費用が抑えられればお得ですよね◎
ただし、お客様の状況よってはデメリットになってしまうことがあります。
■2年以内に転勤の可能性があるかも
■仕事が続くか分からない
■結婚の予定がある
■マイホームを購入するかも
など、2年以内で状況が変化する可能性がある場合は、
メリットとデメリットを把握したうえで契約を決めることが重要です!
まとめ
短期解約違約金はすべての賃貸物件についているわけではありませんが、
契約内容に含まれていれば支払わなければなりません。
「請求されてから違約金が設定されていることを知った」と後々トラブルになることを避けるためにも、
短期解約違約金の有無については契約する時にしっかりと確認しておきましょう!