未公開の土地情報を知りたい!そんなときは?
2025.5.12
不動産屋と聞くと、「なんか騙されそう・・・」「営業がしつこそう・・・」などネガティブなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、土地探しにおいて【不動産会社へ行ってみること】はとっても重要です!
タイミングがいいと、インターネットに掲載される前の【未公開の土地】を紹介してもらえる可能性もあります◎
それでは、今回はそんな未公開の土地探している方へのヒントをご紹介していきます!ぜひ土地探しにお役立てください。
(※ 不動産カエルの代表の森田ですら五社ほどに訪問して、半年ほど経ってから土地が見つける事ができました。 その時の広告は手書きでした。)
不動産会社が保有している「未公開の土地」とは?
不動産業者には、「レインズ」という不動産業者専門の物件登録データベースがあります。不動産業者が専任媒介で売却依頼を受けた場合、自社のみで情報を抱えることは違法となりますので、宅建業法において7日以内にレインズに公開しなくてはなりません。
そして、未公開とは、この「レインズ」や「不動産ポータルサイト」に掲載されていない物件のことを指します。そのため、もちろんインターネットで検索しても見つけることはできません。
参考:媒介契約について詳しく知りたい方はこちら⇒ 【 🔗媒介契約とは? 】
未公開になる理由とは?
そもそもどうして未公開の土地(物件)が存在するのか理由はさまざまですが、未公開となる主な理由を解説していきます。
①売主様の希望
売主様のご希望で、近所に売却を知られたくない場合に未公開にしていることがあります。この場合は④の通り、少なくともレインズの登録義務が無い一般媒介契約での売却活動である必要があります。
②物件が完成していない
特に戸建ての場合は、まだ完成していない物件は未公開物件になっていることがあります。
ただ、売主となるハウスメーカーが信頼関係のある不動産会社へ建築前の段階で販売を依頼することがあります。その場合、完成までの期間は「不動産ポータルサイトには掲載されていないけど、不動産会社には情報がある」状態の未公開物件として取り扱われます。
③レインズ公開準備中
一般公開するためには、土地の写真などさまざまな情報が必要です。そのため、レインズ登録までの準備期間や手続き段階では未公開の期間が発生します。
売主様が不動産会社と媒介契約を結んでから公開するまでの猶予期間は、専任媒介なら7日以内、専属専任媒介なら5日以内です。
④一般媒介契約だから
売主様と不動産会社の間で結ばれる契約が「一般媒介契約」の場合はレインズへの登録が義務付けられていません。そのため、一般媒介契約の場合は未公開物件になる可能性があります。
⑤成約が見込めないから
SUUMOなどの不動産ポータルサイトは広告掲載料金が掛かるため、田舎の土地など成約の見込みがない物件は未公開となっているケースがあります。
⑥物件の条件が良い
条件が良い物件は、不動産ポータルサイトに掲載しなくても購入希望者を見つけられる可能性が高いです。そのため、レインズに公開する期日までに、自社の既存顧客に土地(物件)を紹介してそのまま成約となるケースがあります。
では、未公開の土地はどう探す?
不動産ポータルサイトで公開されている土地情報と併せて、未公開土地も検討できれば選択肢が増えますよね。
未公開土地は、通常物件のように不動産ポータルサイトで探すことはできません。そんなときは、以下の手段が有効的です◎
地域密着型の不動産会社に問い合わせる
地域密着型の不動産会社は、そのエリアの詳しい情報を把握しているのが特徴です。地域で長く営業している不動産会社だと、地主様や家主様との結びつきも強く、貴重な情報が得られる可能性も高くなります。
ハウスメーカーの営業担当を頼る
これは前の直接に不動産会社へ問い合わせる事よりも劣りますが、ハウスメーカーの営業担当者は複数の不動産会社と付き合いがあるため、未公開土地の情報を入手できる機会が多く存在します。営業担当に直接話を聞くことで、不動産ポータルサイトには掲載されていない情報を得られるかもしれません◎
このようなネットワークを活用するときは、「希望条件」と「購入の熱意」を伝えておくことが大切です。
「買う気がある」という強い意志を伝えておくことで、優先的に未公開情報を紹介してもらえる可能性が高まります。
不動産会社のホームページから探す
不動産ポータルサイトに物件情報を載せるには広告掲載料金がかかりますが、自社ホームページなら無料で掲載できるため、自社ホームページだけに情報が掲載されることもあります。
基本的には不動産会社に足を運んでみるのが一番いいですが、行くことが難しい場合は、希望地域の不動産会社をいくつか絞ってホームページを確認するのがおすすめです!
ここでポイント◎
会員登録ができる不動産会社の場合は、物件に関する有益な情報が送られてくる可能性もありますので、登録しておくことがおすすめです。
不動産カエルにも、【 購入希望者情報登録🔗 】がございますので、ぜひご利用ください。
メリットとデメリット
未公開物件は必ずしも 「お宝物件 !」 というわけではありません。メリットが多いものの、もちろんデメリットもあります。
デメリットを理解しないまま、良い情報だけに目がいってしまうと、大きな失敗をしてしまうかもしれませんので、注意点を把握して取捨選択することが大切です。
未公開土地は以下のようなメリット・デメリットがあることを理解しておきましょう◎
【メリット】
■公開範囲が限られているため競争率が低い
■周辺の土地よりも好条件な可能性がある
■土地探しの選択肢が増える
【デメリット】
■まだ、誰も購入希望を示していない状態である事は、相場より高額な場合もある
■必ずしも優良物件とは限らない
まとめ
未公開土地にはお宝もありますが、もしかしたら未公開になるマイナス理由が隠れているかもしれません。
未公開というだけで安易に購入するのではなく、周辺の土地情報と比較して価格や条件が妥当であるか慎重に判断しましょう。
今回は「ネット上では探せない未公開土地」についてご紹介しましたが、不動産会社の営業担当を介して探す方法が最速といえます。
信頼できる不動産会社を見つけ、営業担当と信頼関係を築くことで条件の良い物件を見つけられる可能性が高まるでしょう◎
土地探しは不動産カエルにご相談ください
不動産カエルは、地域密着で長年営業してきた実績を活かし、土地探しをしっかりサポートいたします。
また、誰よりも先に売り情報を手に入れたい!というお客様は、事前登録がおすすめです。
事前登録はこちら⇒ 【 購入希望者情報登録🔗 】
事前に希望条件などを登録しておくと、不動産ポータルサイトに掲載される前の情報が届きますので、インターネットで探している人よりも早く情報を入手することができます◎
マイホームを実現するには土地探しの段階から、物件価格・資産価値・住み心地など比較したいポイントは多数存在しますよね。そんなときは、ぜひ不動産のプロにご相談ください!