賃貸保証会社とは?

2024.6.3

気に入った物件が見つかったら、まず申込からスタートしますが、

その際に「連帯保証人」または「賃貸保証会社」の保証を付けるのが一般的です。

 

以前は、親族に連帯保証人になってもらうことが多かったですが、

現在では保証会社を利用するケースが多くなっています。

そこで、賃貸保証会社とは何か?基本的な仕組みについて見ていきましょう◎

 

 

賃貸保証会社とは?

賃貸物件を借りるときに保証人の代わりをしてくれる会社であり、

家賃の滞納などが起きた場合には、代わりに大家さんへ費用の立て替えを行ってくれます。

 

 

保証範囲

利用する会社によっても異なりますが、一般的には家賃のほか、

共益費、管理費、更新料、退居時のクリーニング費用、鍵交換費用、違約金、

原状回復費用なども含まれています。

 

 

審査が必要

基本的に書類審査がメインとなり、審査には以下のようなものが求められます。

 

・運転免許証や健康保険証などの身分証明書

・源泉徴収票、給与明細などの収入証明書

・在籍証明書

 

保証会社はこれらの書類により、入居者の勤務先や職業、

雇用形態、勤続年数、過去の滞納履歴などをチェックしています。

家賃と収入が見合わない場合や、滞納履歴がある場合は、

審査に通らない可能性がありますので注意しましょう!

 

また、審査にかかる日数は1週間程度が目安ですが、

書類に不備があったり、本人確認の連絡がなかなか繋がらないと

さらに時間がかかってしまうので気を付けましょう。

 

 

注意点

・保証料や更新料が発生する

契約時に家賃の0.5カ月~1ヶ月分程度の保証料が発生します。

賃貸借契約の場合は2年に1度の更新が一般的ですが、

保証会社の契約は1年ごとに更新となるケースが多いです。

 

・利用する会社は自由に選べない

利用する保証会社は大家さんや管理会社によって決められているので

自分で自由に選ぶことはできません。

 

・家賃の滞納は禁物

借主が万が一、家賃を滞納してしまったときには保証会社が立て替えてくれますが、

当然ながら立て替えてもらった金額は請求されますので、

利息とともに保証会社へ支払わなければなりません!

滞納が続くと「強制退去」になることも多いため、家賃の滞納は避けましょう。

 

 

まとめ

賃貸保証会社を利用すると、

借主は連帯保証人を立てなくても、物件を借りれるというのが大きなメリットです。

連帯保証人を見つけるのが難しくても、賃貸契約を進められるのは嬉しいポイントですよね!

 

大家さんにとっても、個人の連帯保証人よりも保証会社のほうが安心感があり、

家賃滞納時には借主への連絡も行ってくれるので、心理的な負担も軽減されます◎

 

賃貸物件では多くの方が利用する「保証会社」ですので

ここまでご紹介したポイントを踏まえて、スムーズに契約を進めていきましょう!

お部屋探しはぜひお気軽に不動産カエルまでお越しください!

 

 

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