住宅ローンの基礎知識◎
2024.5.23
マイホーム購入時に多くの方が利用する住宅ローンですが、
20年30年と長期にわたって安定的な返済が求められるのが特徴です。
長く付き合っていくものなので、今回はそんな住宅ローンの基礎知識をおさえておきましょう!
まずはじめに住宅ローンとは、
マイホームの購入資金を金融機関から融資してもらい、利息ととも借入金を返済することです。
早速、詳しくご紹介していきます!
住宅ローンの種類は大きく分けて3つ
・銀行などの民間金融機関が行っている民間融資
⇒各金融機関で独自の住宅ローンを用意しているため、商品バリエーションが豊富です。
利用の際には、各金融機関や保証会社の審査を通過しなければなりません。
・国の機構や自治体が行っている公的融資
⇒勤務先の財形貯蓄制度で積み立てている人のみ利用できる融資制度「財形住宅融資」と、
各自治体が独自に行う融資制度「自治体融資」と大きく2つに分かれています。
・フラット35を代表とする協調融資
⇒複数の金融機関が提携して融資するローンです。
住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供している【フラット35】がその代表で、
【フラット35】は融資実行時に適用された金利が完済まで続く長期固定金利が特徴です。
金利タイプは3種類
・変動金利型
⇒経済情勢に合わせて、通常半年ごとに金利が見直されます。
メリットとしては、固定金利よりも金利は低めに設定されているのが一般的です。
ただし、金利の変動によって利息支払総額が変わり、
ローンを組んだ時点では返済総額がいくらになるかはわからないので
返済計画が立てにくいともいえます。
・全期間固定金利型
⇒簡単にいうと、完済まで毎月の返済額が変わりません。
そのため、変動型に比べて金利は高めに設定されていますが、
将来的に金利が上昇する心配はなく、返済計画が立てやすい安心感がありますね。
・固定期間選択型
⇒借入時に選択した期間(3年、5年、10年など)は金利が固定されるタイプです。
一般的に、固定期間が終了した時点で改めて、
変動金利にするか固定金利にするかを選ぶことができます。
ライフプランに合わせて一定期間の支出を抑えることができるのが特徴です。
返済方法は2つから選ぶ
・元利均等返済
⇒毎月の返済額を元金と利息で調整し、一定にする返済方式です。
返済計画が立てやすく、返済額が変わらない安心感があります。
ですが、デメリットとして、同じ借入期間の場合、
元金均等返済よりも返済総額は高くなるので覚えておきましょう。
・元金均等返済
⇒毎月の返済額のうち、元金の返済額はずっと一定というものです。
返済が進むほど利息額が減っていくので、返済額は少なくなっていきます。
元金の減りが早いため、元利均等返済よりも返済総額は少なくなりますが、
返済開始当初の返済額は高くなりますので注意しましょう。
まとめ
マイホームを購入するにあたって住宅ローンで借り入れを行う際には、
同じ金額を借りたとしても、どの住宅ローンを選ぶか、金利タイプは何を選ぶかによって、
毎月の返済額や、完済までの総支払額が違ってきます。
それぞれのメリット・デメリットも異なりますので、しっかりと比較検討し、
ライフプランに合った住宅ローンを選ぶことが大切です◎
ご相談は不動産カエルまで!
当社では、お客様のライフプランに合わせて、住宅ローンのご相談も承ります。
マイホームは人生の大半を費やす、大きな買い物だからこそ、
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少しでもご不安な点がありましたら、ぜひお気軽に不動産カエルまで!