住宅ローンの頭金とは?

2024.9.23

マイホームの購入を考え始めたときに、「頭金」はどのくらい必要なのかと悩まれる方が多くいらっしゃるかと思います。

頭金をたくさん準備できれば、住宅ローンの借入額を少なくできますが、決してたくさんの頭金を用意することが良いとも言い切れません。

 

「そもそも住宅ローンの頭金とはどのようなお金なのか」

これからマイホーム購入に向けて、プランを計画する方はぜひご参考ください!

 

頭金とは?

頭金とは、住宅購入費用の一部を現金で最初に支払うお金のことです。

頭金を多く準備するほど住宅ローンの借入金を減らせるため、ローンの返済負担を軽減できます。

 

ちなみに、不動産会社に支払う「仲介手数料」や、住宅ローン契約に発生する「事務手数料」などの諸費用も現金で支払うのが一般的です。

頭金と諸費用を合わせたお金を「自己資金」と呼び、自分の貯蓄から支払うことになるため、計画的に準備することが大切です◎

 

頭金の目安

頭金の目安は住宅の種類によっても異なりますが、新築住宅で住宅価格の2割、中古住宅では1~4割といわれています。

住宅は30〜40代で購入する人が多く、頭金を2割準備できていれば定年退職までに返済できる目処がたちやすくなります。

 

頭金を支払うメリット

総支払額を減らせる
住宅価格の一部を頭金として支払う分、住宅ローンの借入額が少なくなります。

適用金利が同じでも頭金の部分には利息がかからないため、支払額を減らすことができます。

その結果、毎月の返済額を減らしたり、ローンの返済期間を短くしたり、返済の負担を軽くすることができます。

 

■住宅ローン審査に通りやすくなる
住宅ローン審査では、返済能力をチェックするためにさまざまな項目で審査が行われます。

借入額が少なくなる分、月々の返済額も減るため、支払能力を高める効果が期待できるでしょう。

また頭金を用意することで返済能力を示すことができ、信頼ポイントの1つとなります。

 

■適用金利が下がる可能性がある
金融機関によっては、頭金を入れることで金利を引き下げる場合もあります。

例えば、住宅金融支援機構の「フラット35」など、

一定金額を頭金にすれば通常金利よりも金利が優遇される仕組みのローン商品を検討するのも一つの方法です。

 

頭金が多いほど良いというわけでもない

住宅購入を決断するときには、住宅価格や金利の動向も気になるポイントですよね。

頭金を貯めているうちに住宅価格が上昇したり、金利が上がったりする可能性もあり、良いタイミングを逃してしまうかもしれません。

 

そして、見落としやすいのは、頭金を貯めている間の支出です。

賃貸に住んでいる場合は現在かかっている家賃も考慮して、

「頭金が貯まるのを待つのか」「少しでも早く購入するのか」どちらがいいか、景気状況も含めて検討することが大切です◎

 

また頭金としてまとまった金額を支払うことで貯蓄がなくなってしまうと、不測の事態に対応できないことも考えられます・・・

頭金を支払った後も急な出費に対応できるよう、不安なく生活できるだけの資金は確保しておきましょう。

 

頭金以外にも必要となる費用を確認する

忘れがちですが、物件購入代金以外にも火災保険や登記費用、税金といった諸費用の支払いも必要です。

諸費用は現金で用意しなければならないため、頭金以外に必要となる費用についてもしっかりと確認しておきましょう。

 

ご相談は不動産カエルにお任せください

住宅ローンは、ライフプランで必要となるお金の準備とあわせて総合的に検討するのがおすすめです◎

当社は豊富な知識と経験でサポートいたしますので、住宅ローンに不安がある方もお気軽にご相談ください。

 

 

 

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